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世界が舞台 -長谷川正代先生

文字通り世界を飛び回る施術家。 この夏だけでも香港に呼ばれたかと思えばネパールに、そしてモンゴルに、そして沖縄に。まさに時代が求めるボディーワーカーである。

長谷川正代先生 略歴

会社経営に関わる傍ら、北海道医療大学に通い心身調整法を学ぶ。 しっかりした理論と技術を習得したのち行ったいくつかの施術で、自分が人々の心身の健康を劇的に改善する力があることに驚愕。そこから本格的に施術家としての道を歩み始める。 噂が噂を呼び、顧客が増え拠点も増えた。現在は定期的に訪れる街や拠点を絞ってはいるが、それでも月の3分の2は旅をしている。 非常に勉強熱心で、医療従事者との勉強会を定期的に行い、また格闘技(ロンドン・沖縄)やパラリンピックの選手(東京)等アスリートのボディーメンテナンスも行っている。 北海道医療大学心身調整法資格、ピュアルネッサンス痩身・ダイエット・リンパ、天城流湯治法湯治師、食育指導士、山岳ガイド、草月流3級、ローヤルフラワー講師、2級ヘルパー、ガイドヘルパー。   ヒマラヤベースキャンプにて(photo by Masayo)

凄腕の施術家

痛みをとり可動域を増やすという整体的施術の他に、難しいと言われている脳梗塞や婦人科系のお悩み等に対する施術でも多くの患者さんを助けている。 ゴッドハンドと呼ばれるが、それはハンド(手技)の働きだけではない。会った瞬間に「診る」のだという。 しかも正代先生は常にからだとこころの根本にアプローチしているのだ。 たかが施術と侮ることなかれ。痛みを取ったり可動域を増やすのは、正代先生の施術の入口に過ぎない。   蓮(photo by Msayo)  
施術体験談
そのことを伝えるために、4週間前から今までに自分自身が体験した出来事を記しておこう。 きっかけは第一回「こころとからだの練習会」でのことである。正代先生は顔を見るなり「右側を調整してあげたい」と言う。 「え、右側? 左じゃなくて?」というのが正直なリアクションだった。しかし正代先生の望診には従ったほうがいい。チャンスを見計らって施術をしてもらった。 うつ伏せになる。正代先生はちょうどお臍の裏当たりの脊椎からちょっと右側の筋肉を丁寧にはがし始めた。 確かにそこには張りがあった。張っていても特に問題ないから治療もしていなかった。むしろ、キックボクシングで傷ついている左側(オーソドックススタイルなので左半身が傷つきやすい)を何とかしたいと思っていた。 正代先生の筋肉に対するタッチは絶妙だった。強すぎず弱すぎず、まるで自分のカラダの一部が自発的に調整しているかのような感触だ。 滞っていたものが一気に溶けていくのを感じた。5分とかからなかった。 次に仰向けになるように指示された。正代先生は対応するいくつかのポイントを緩め始めた。胸のポイント、耳下腺のポイント、頸動脈近くのポイント、鎖骨下のポイント。 最初は痛く、しかし揺らしていくうちに痛みがなくなってくる。 周りにいる人々が「顔色が明るくなっていく」と歓声を上げる。確かに気分がスッキリしている。 施術後、写真を撮ってもらってびっくりした。 右肩と左肩の高さが同じだ! これは自分史上、大事件である。 10年ちかく、左肩が上がった状態で生活してきたのだ。もともとはスキーの事故(9メートルくらい飛んで頭から落下)が原因だが、写真をとると毎回左肩が上がっていた。 左肩が上がっていることに気が付いても、下げられなかった。下げようとしても定位置が見つからないし、無理やり下げると右半身が歪む。 その左肩が上がっていない。そして、右半身も歪んでいない。 左肩の定位置が見つり、そこにしっくり収まっているのだ。つまり、余計な緊張がなくなっている。 これは二つのとんでもなく嬉しい結果をもたらした。 この左肩の定位置を意識しはじめたら、キックボクシングの構えが断然良くなって動きがスムーズになったのだ。 昨日もトレーナーさんから「最近メチャクチャ動きが良くなっているけど、どうしたんですか?」と言われたのだが、すべては正代先生の施術のおかげなのだ。 もうひとつは、思考面の進化である。左肩の緊張を解いたので、その分思考も自由になっていると感じる。これまで自由だと思っていたのだが、まだ解放されていない領域があると初めてわかったのだ。 左肩の緊張は10年来の癖だから今でも時々戻ってくる。でも、定位置の感触を憶えているかぎり同じ自分に戻ることはないと思う。 自分にとってあまりにも衝撃的な経験で、思わず熱くなって正代先生の施術の体験談を書いた。キックボクシングを愛する自分にとって、また自由な発想を求める自分にとって、今回の経験は「開眼」とでも言いたくなるような出来事なのだ。 「たかが施術と侮ることなかれ。痛みを取ったり可動域を増やすのは、正代先生の施術の入口に過ぎない。」と言った理由をご理解いただけただろうか? 正代先生はこのような「人生の一大事」を全国各地、世界を旅しながら引き起こしているのだ。  

心身法養成講座

人類は未だどこでもドアーを手に入れてないし、分身の術も知らない。 正代先生の施術を受けられる人は限りがある。 だから、正代先生が今一番熱心に取り組んでいるのは養成講座である。 心身法を学び質の高い施術を一人でも多くの人が出来るように、そうすることで一人でも多くの人が心身のポテンシャルを最大限発揮できるように取り組んでいる。

 

カウンセラー・コーチ

正代先生のもう一つの顔は、鬱・引きこもり等により社会生活が困難な人々に対するサポーターの一面である。 施術を受けに来る患者さんが、何らかの社会生活上のチャレンジを抱えているケースは多い。こころに対するアプローチをカラダへの施術で行うこともあれば、カウンセリングやコーチングの手法を用いることもある。 こころとからだは繋がっている。そのことをよく理解しているからこそ、正代先生は望診、カウンセリング、コーチング、手技等を組み合わせているのだ。  

山岳ガイド・登山家

正代先生は根っからの自然好きである。そして特に山歩きを愛する。山岳ガイドの資格を持ってボランティア活動も行えば、自分自身日本全国そして海外の山にも向かう。 登山途中で怪我をしたり病気になる人もいる。先日の登山途中では大腿骨骨折や十字靭帯損傷という緊急事態に対応した施術を行い、また同行した登山者の様々な訴え(膝痛、首痛、呼吸、肺、心臓、前立腺、婦人科系、胃、小腸、脊髄腫瘍、脳腫瘍等々)に対して施術を行っている。  

フォトグラファーMasayo

正代先生は毎朝ランニングをし、また可能であれば山に足を踏み入れる。その時必ず連れて行くのが愛用のカメラである。その自然を切り取る感性は写真家グループの中でも高く評価されている。  
お城

こころとからだの練習会に向けて

施術家として数えきれないほどの患者さんを診てきて、今一番伝えたいことは何ですか? 「一人一人が自分のこころとからだ、つまり人生を大切にすることに真剣であって欲しい。」 「安易に専門家や雑誌広告の情報をうのみにしないで、自分で学び確かめるチカラを取り戻すことができるはず。私の施術はそのきっかけになるかもしれないけれど、本当の学びは自分で自分や家族のカラダのお手入れをし始めてから始まります。」 「こころとからだの練習会は、人の施術を見ていい刺激を受け、また実地でそれを確かめる良い機会になると思います。」 と正代先生は言う。   こころとからだの練習会 正代先生に会いに是非ご参加ください。   (共同主催者の恵子先生と) 長谷川正代先生のFacebookページはこちら masayo先生
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