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ビジネスのチャンスはどこにでもあります。

今はビジネスを始めるための情報もインフラも簡単に手に入り、気軽にビジネスを始められる時代です。

ですから、できるだけ多くの人にビジネスを通して経済的・精神的歓びを手に入れてもらいたいと思います。

 

しかし、ビジネスを始めるにあたって、何から始めたらよいかわからない人が多いです。

また、初心者は思いつきでビジネスを始めたり、闇雲に努力したりしがちですし、それではなかなか上手く行きません。

そこで役に立つのが『ビジネスモデルキャンバス』というツールです。

ビジネスモデルキャンバスを使うことによって、比較的手軽にビジネスの全体像をつかみ、リスクを低減し、そしてチャンスを生かすことができます。

この記事はビジネスモデルキャンバスをご紹介し、その使い方を動画を通して解説しています。

まず、ビジネスモデルキャンバスはこちらのJPEGまたはPDFをダウンロードし印刷してください。

印刷用 KSTビジネスモデルキャンバス(JPEG)

印刷用 KSTビジネスモデルキャンバス (PDF)

▼こちらが解説の動画です。約13分です。▼

事業計画書のないビジネスは地図や装備なしの登山のようなもの

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登山家は山に入る前、そのルートを確認しますね。

装備もしっかり確認するでしょう。

そのルートや装備の確認に相当するのが、ビジネスでは事業計画書です。

ビジネスプランとも呼ばれています。

事業計画書を準備する過程で、様々なリスクやチャンスが浮き彫りになりますし、そもそも戦略を立てることができます。

「最初からまったくノープランでビジネスを始める」という人も少ないですが、初心者はここを疎かにしがちです。

何をどう計画したら良いかわからない、という状態になりがちなのです。

そして、失敗の確立が高いまま、貴重な時間やお金を浪費してしまいがちです。

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ここで知っておいて欲しいことがあります。

ビジネスで成功する人は、次のビジネスでも成功する確率が高いのです。

その理由の一つが「事業計画書をキチンと準備出来る」ということです。

しかし「事業計画書をキチンと準備する」というのは、誰にでも出来ることではありません。

事業計画書(ビジネスプラン)はビジネス初心者にはハードルが高い

実は、事業計画書を作成できる人はビジネスマンの中でもほんの一握りです。

多くのビジネスマンは守備範囲が狭くビジネスの全体像をつかんでいないので、脱サラして起業しようとしても事業計画書を書くことができません。

そしてビジネス経験のない経営コンサルタント的な人に任せれば、保守的で実用に向かない一般論ばかりの事業計画書が出来上がります。

当然、ビジネス初心者が事業計画書を書こうとすれば、出足が鈍ってしまいます。

それはもったいないことです。

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そこで、事業計画書の簡易版をお薦めします。

筆者が作成する事業計画書は通常A4で20ページくらいになりますから、『超』簡易版です。

しかし「思いつきで始めてガムシャラに働く」よりはずっとビジネスのリスクを低減できますし、戦略を立てやすくなりますし、結果として成功確率も上がります。

事業計画書の代替としてビジネスモデルキャンバスを用いる

動画でも説明していますが、ビジネスモデルキャンバスは2005年にスイス出身のアレクサンダー・オスターワルダーによって提唱されました。

それ以来、多くのバージョンが出回っています。

その最大の特徴は、一枚のキャンバス(ページ)に「ビジネスの要点すべてを網羅する」というところです。

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紙面を9つのエリアに分けて、そこに該当事項を自由に書き込んでいく方式なので、初心者にも取り組みやすいです。

事業計画書では9つのエリアにそれぞれ2ページづつ費やして(9x2=18)20ページになるところを、1ページで済ませようというわけです。

経営のプロになるのが目的ではなくビジネスを軌道に乗せるのが目的ですから、まず必要最低限のところから始めるのです。

初心者でもビジネスの弱点を炙り出し早めに対処できる

しかし、書いてみるとわかりますが「書けない」ということが出てきます。

それはそのまま自分=ビジネスの弱点でもあります。

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弱点を弱点としてわかっていないと非常に危険ですが、弱点があるとわかればそこに打つ手も見つかりやすくなります。

検索をして情報収集したり専門家にも相談もしやすくなります。

個人事業主に戦略的思考を促す

超簡易版ではありますが、カインドスペースタイムのビジネスモデルキャンバスを使えばビジネスを戦略的に捉え始めることが出来ます。

その設問や考える順番によって、自然に戦略的なポイントに目が向くのです。

また、追加的に3つのエリアを新設していて、そこで課題を明確にし、具体的なアクションを取り、それを評価する、ということが求められます。

なんとなく『~しなくちゃな~』『~どうしよう』で終わりがちな初心者ビジネスの側面に光をあて、それをチャンスに変えることが出来るのです。

まず、ビジネスモデルキャンバスを書いてみる

まず、書いてみることをお薦めします。

その気になれば30分で書けるはずですし、ビジネスパートナーと一緒に大きなホワイトボードを使ってブレーンストーミングすると非常によいすり合わせにもなります。

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誰に提出するのでもなく、カタチを変えても自由です。

それぞれの項目はビジネスにとって基礎の基礎的な項目ですから、良くわからない場合も自分のビジネスではその項目がどう当てはまるのか考えてみることをお薦めします。

また、一度書いたら見直すこと、項目によってはもっと大きな紙面を使って詳しく書くこともいいでしょう。

しかし、その場合も、最後は1ページにまとめることをお薦めします。まとめることで、全体像を見渡し、戦略を立てやすくなります。

助言をもらう

書き終わったらとてもお勧めなのが、信頼できる人に助言をもらうことです。

見られると恥ずかしいとか、批判されたくないとか、アイデアを盗まれたくないとか、人の時間を無駄にしたくないとか、

色々な理由で、自分のビジネスモデルキャンバス(または事業計画書)を秘密にしてしまう人が多いです。

もちろん、ビジネスによっては「アイデアや戦略」を外部に漏らすことは絶対に避けたいのですが

個人事業主が取り組むビジネスではその心配があるケースは少ないです。

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むしろ助言をもらわないことのデメリットに気が付いてください。

ビジネスを成功させるためには何でもやる、と言えるならば、やはり信頼できる人を見つけて助言をもらうことをお薦めします。

(批判ばかりする人や、ビジネスの成功を願ってくれない人に助言を求めないのは言うまでもありません。)

事業計画書・ビジネスモデルキャンバスのご相談に応じます

カインドスペースタイムは事業計画書の作成やビジネスモデルキャンバスへの助言をしています。

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特に個人事業主の方のビジネスモデルキャンバスのご相談については柔軟に対応していますから、是非お気軽にお問い合わせください。

  • 様々な業種における一流企業の経営陣と関わり、経営戦略、資金繰り、資産売却、事業売却等のアドバイスを行ってきた実績
  • 競争と変化が激しい国際金融市場で新規事業を数多く立ちあげ成功させてきたユニークな経験
  • リーマンブラザーズの稼ぎ頭である債券部門でアジア全域の30以上ある全ビジネスに対し事業計画の助言
  • 数多くの外資系企業のビジネスプランを作成し成功させる
  • 現在個人事業主の育成にチカラを入れており、個人事業主やスタートアップに対しコーチング・助言業務を行っている

というバックグラウンドを活かして、助言を行っています。

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